ドラゴンフルーツ

分類 サボテン科 ハシラサボテン属 森林性サボテン
原産地 メキシコ、中央アメリカ
耐寒温度 3℃
生育適温 25~30℃

ドラゴンフルーツ(Dragon fruit)は、別名、ピタヤ、ピタハヤ(Pitaya、Pitahaya)、火龍果とも呼ばるサボテンの実です。ドラゴンフルーツという名前の由来は果実の表面が龍の鱗に似ていることから名づけられたと言われています。エキゾチックで派手な見た目とは逆に、味は上品であっさりしています。食物繊維やブドウ糖・ミネラルを多く含んでいて、高血圧、糖尿病、ダイエットにも効果があります。果実は国産のほか、2009年10月にベトナム産ドラゴンフルーツが輸入解禁されました。輸入ものは早取りされ蒸熱処理も施されているため、甘みが乗っていないことが多いようです。また、花のつぼみは天ぷらやおひたしにして食べれます。一晩限りの豪華な花も魅力でその美しい花は、南米では「貴族の夫人」と呼ばれています。暑さにも寒さにも強いサンカクサボテンで、病害虫も特になく育てやすい熱帯植物です。生育スピードが早く、順調に育てば、苗からだと翌年、実生で3年目くらいから収穫できます。
※蒸熱処理とは、輸入する際の農林水産省規定の条件で飽和蒸気を用いて果実の中心温度を46.5℃以上に上昇させ、40分間保つ処理をすることです。 蒸熱処理の影響で果肉が透明になることもあるようです。

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ドラゴンフルーツ ヒロセレウス ヒロケレウス
沖縄県本島南部生産フォームのドラゴンフルーツ

品種・種類

品種は世界中に20種類以上あり日々増え続けています。以下に日本で流通している代表的なものをいくつか紹介します。

ドラゴンフルーツ 白肉
白肉種
ドラゴンフルーツ 赤肉
赤肉種
ドラゴンフルーツ 桃肉
桃肉種(紫肉種)
ゴールデンドラゴン
ゴールデンドラゴン
イエローピタヤ
イエローピタヤ
ミニドラゴンフルーツ
ミニドラゴンフルーツ
白肉種(Hylocereus undatus:ヒロセレウス・ウンダツス)
通称 ホワイトドラゴン、ホワイトピタヤ、白連閣(ビャクレンカク)
一般的に最も出回っているドラゴンフルーツです。赤い皮で果肉が白色。果実が縦長い。自家親和性で1本で結実する。あっさりした味。undatus の語源はラテン語で「うねった」という意味。赤や黄色に比べて寒さに強い。
品種名があるものでは、「デヴィッドボウイ」、赤い花が咲く「コニーマイヤー」など。
赤肉種(Hylocereus costaricensis|polyrhizus:ヒロセレウス・コスタリケンシス|ポリリザス)
通称 レッドドラゴン、レッドピタヤ
赤い皮で果肉が赤色。果実が白肉種に比べて丸い。赤肉種は2種類あり1本で結実する自家親和性のものと、結実には他の品種の花粉必要な自家不親和性のものがある。白肉腫より味が濃い。
品種名があるものでは、「マキスパ」、「アメリカンビューティー」、実は小振りだが安定した糖度の「ブードゥーチャイルド」、「翡翠果(ヒスイ)」など。
桃、紫肉種(Hylocereus guatemalensis X|ocanponis X|polyrhizus X|undatus X etc..)
通称 ピンクドラゴン、ピンクピタヤ
赤い皮で果肉が桃色~紫色。白肉種と赤肉腫との交配種。日本産、海外産、数種類存在する。
品種名があるものでは、「ダークスター」、「ハレーズコメット」、「ディライト」、味も格別で気温等の条件によりライムグリーン色の皮になる「コンドル」、平成19年に品種登録された日本産の「ちゅらみやらび」など。
黄皮白肉種(Hylocereus polyrhizus:ヒロセレウス・ポリリザス)
通称 ゴールデンドラゴン
黄色い皮で果肉が白色。皮が黄色い普通の白肉ドラゴンフルーツ。下記のイエローピタヤとは別物。
黄皮白肉種(Selenicereus megalanthus:セレニケレウス・メガランタス)
通称 イエローピタヤ、イエロードラゴン、ゴールデンピタヤ
黄色い皮で果肉が白色。自家親和性で1本で結実する。白肉種や赤肉種と属がちがうサボテン。果実にもトゲがあり、種子はほかのドラゴンフルーツより少し大きい。ドラゴンフルーツの中では一番おいしいと言われている。成長速度が赤や白に比べて遅く病気にも弱い。収穫量は少なく希少価値が高い。
橙色皮種(Hylocereus undatus or costaricensis X Selenicereus megalanthus)
通称 オレンジドラゴン
オレンジ色の皮で果肉の色や味は様々。ヒロセレウスのドラゴンフルーツにセレニケレウスのイエローピタヤを掛け合わせたもの。一般に流通することはほとんどない。
ミニドラゴンフルーツ(Epiphyllum phyllanthus:エピフィルム・フィランサス)
別名 石化月下美人
成長しても20~40センチほどで、支柱がなくても栽培可能。自家結実性。小さい実がなる。赤い皮で果肉が白色。月下美人や孔雀サボテンの仲間。ちなみに実がなるタイプの月下美人は食用月下美人といわれる。

ミニドラゴンフルーツ 食用月下美人
ミニドラゴンフルーツは4号鉢ほどの小さな鉢植えでも開花結実する

特徴

三角柱のサボテンで、成木の茎の径は4~7cmでよく分岐します。ドラゴンフルーツはサボテンですが砂漠の植物ではありません。元来、熱帯雨林のなかに生息しており自然界では気根と呼ばれる茎から根っこを出して近くの木に絡めてよじ登っていきます。気根は大気中の水分も吸収したり腐熟した近くの枝葉から養分を吸収します。棘は外敵から身を守ったりちかくのものに引っかけながら上へ伸びるのに都合よくできてます。

ドラゴンフルーツの茎
ドラゴンフルーツの気根(きこん)

枝は通常、ひだの数が3つ:3稜(3りょう)の三角形なのですが、まれに2稜、4稜、5稜…になったりします。

ドラゴンフルーツの茎 ひだの数 2、4、5稜 二角形 四角形 五角形
3稜の枝から突然2稜になってぺらぺらになることも…幼木の頃は4稜5稜になりやすい。

ドラゴンフルーツの花と満月
花は、大きさ約30cmで月下美人に似ており、強い芳香があります。夜咲きで、満月の日を狙って開花することが多く、午後8~9時くらいから咲き始め翌朝には萎みます。

ドラゴンフルーツ開花寸前 ドラゴンフルーツの花

新芽や花芽は棘のある部分から生えてきます。新芽と花芽(蕾)は芽吹いた頃は間違えやすいのですが、よくみると違います。まるっこいのが花芽です。花芽は充実した濃い緑色の枝にしかつきません。

ホワイトドラゴンの花芽
ホワイトドラゴンの花芽
レッドドラゴンの花芽
レッドドラゴンの花芽
イエローピタヤの花芽
イエローピタヤの花芽

夜の最低気温がイエローピタヤは18℃以上、レッドドラゴンは23℃以上、ホワイトドラゴンは25℃以上になると花芽がつき始めます。温度が低ければ新芽になります。新芽と花芽は不安定なようで、新芽が成長途中でいきなり花芽へ変化して開花することもごくまれにあるそうです。花芽を発見して、約2週間でおおきな蕾へ成長します。成長点や花芽付近から甘い蜜を出し、蜂や蟻を誘き寄せ、害虫から身を守ってもらいます。

ドラゴンフルーツの花芽の偽者1 花芽のような新芽
念願の蕾を発見か!?
ドラゴンフルーツの花芽の偽者2 花芽のような新芽
5日後これは蕾ではありませんでした。残念!花芽のような新芽はまれにでてきます。
ドラゴンフルーツの蕾
こちらは正真正銘の蕾です。

果実は、長さ10~15cmほどで果皮には三角の鱗片があります。熟してくると、緑色から綺麗な赤色になります。

ドラゴンフルーツ 4種類 大きさ比べ
果実の見た目が長細いのが白肉、丸っこいのが赤肉です。重さは左から白355g、210g、赤305g、505gです。

ドラゴンフルーツの果肉
果肉は、品種によって色が異なり、ゴマのような細かい種が無数に入っています。赤肉品種は春から秋に長期間収穫でき、白肉品種は夏の終わりごろに集中して結実します。

イエローピタヤの果実
イエローピタヤの果実は小ぶりで果皮に棘があります。

タネの蒔き方

種は小さいので慎重に、なるべく果肉を落としてください。そのまま種まき用の用土など清潔な土にパラパラと蒔きます。発芽までは用土が乾かないように管理します。(海外からの輸入モノの果実は蒸熱処理が施されているため、良い結果がでないかもしれません。)

ドラゴンフルーツのタネ
ドラゴンフルーツ発芽
発芽
ドラゴンフルーツ発芽後約1ヶ月
約1ヶ月後

2~10日くらいで発芽します。発芽率はかなり良いです。発芽したら徐々に間引きながら元気の良いものを育てます。発芽後約1ヶ月で双葉の間から毛の生えたサボテンらしきものが生えてきます。ある程度育って双葉から下部分が不安定であれば土寄せしてもよいでしょう。写真の小苗は、発芽から3年目の夏に全長約120cmのところに蕾ができその後開花、結実、収穫ができました。

用土と肥料、水やり

水はけがよければどんな用土でも育ちますが、市販のサボテン用の用土は水はけが良すぎるので使わないほうがいいでしょう。用土の配合は、赤玉土小粒4、鹿沼土中粒2、腐葉土3、バーミキュライト1など。花と野菜の土に赤玉土を等分で混ぜても良さそうです。生育適温25~30℃の期間は多肥多水を好みます。春から秋の成長期に、骨粉が入った発行済み油粕などの有機質肥料を規定量施します。生育時期の水遣りは、土の表面が乾いたらたっぷりとやってください。開花時期や果実がついているときは水切れのないよう注意します。果実が十分な大きさになるまでは水をたっぷりやり、色が赤くなり収穫が近づいてくる頃には水やりを控えると甘い実になります。冬は乾燥気味に月に1回くらいの水遣りでいいでしょう。寒い時期にたくさん水遣りすると腐ります。

栽培のポイント、冬越し、病気

春から秋の生育期は戸外の日当たりの良い場所に置きます。生育適温は25~30℃です。梅雨の長雨には当てないようにします。成木になったら、春に出てくる新芽は全部摘みとると花芽がつきやすくなります。基本となる枝以外に栄養分がいかないようにすることです。果実は一つの枝に1~2個を目安に、花芽のうちに取り除きます。冬は室内に取り込み日当たりの良い場所で8度以上で管理します。品種や個体差もありますが水を控えれば3℃くらいまで大丈夫です。実生からの場合は一度にたくさん育てて寒さに強いものだけを選別していくとよいでしょう。

寒さで凍傷になると黄色くなって腐ったり赤い斑点が出ることがあります。また、春に室内から屋外へ出すとき、いきなり直射日光へ当てると葉やけをおこし、幹が黄色や赤茶色に変色し、酷くなると腐る場合があります。

ドラゴンフルーツの葉焼け
葉焼けで痛んだ茎
ドラゴンフルーツの赤い斑点
寒さで赤い斑点が出現

真夏の直射日光は強すぎることがあるので葉焼けを起こすようであれば遮光したほうが良いでしょう。痛んだ場合は、腐った部分を切り落とし健康な部分を挿し木にすれば助かります。冬の間、外に放置していた小さな鉢は株全体がぶよぶよしてきて黄色くなり腐りました。ここまで腐敗すると再起不能です。

ドラゴンフルーツの凍傷
根腐れが悪化
ドラゴンフルーツ再起不能
再起不能
ドラゴンフルーツ黄色く変色
寒さで黄色く変色した茎
イエロードラゴンの病気
イエローピタヤの病気

寒さで腐った幹は触ると潰れてドロっとした液体が溶け出してきます。 また、イエローピタヤは病気になりやすく生育期なのに突然幹の内部から腐ることがあります。

仕立て方と剪定、植え替え

垂れ下がった枝に結実する性質があるので最終的にその形が出来るように仕立てていきます。ドラゴンフルーツは自立できないので、上に伸ばす場合は支柱を用意します。

ドラゴンフルーツ イエローピタヤ 8号鉢 鉢植え 結実
8号鉢で高さ80~90センチほどに仕立てても結実可能!!
小さく仕立てれば冬は室内でインテリヤとしても楽しめるドラゴンフルーツ。

ドラゴンフルーツの鉢植え
垂れ下がった枝に結実しやすい

仕立て方 その1 支柱を使う方法

幼木のころは単なる支柱を立ててまっすぐに伸ばしていきます。徐々に植え替えを繰り返し、最終的には7~10号鉢以上に植え替えます。1メートル程度に達するまではできるだけ分岐させないで育てます。新芽は勢いのよい1本を残して切り取ってください。茎が支柱の先まで伸びたら先端を切ると、数本のわき芽が伸びてきます。1株につき3~4本の枝を垂らすように誘引します。太く健康に育った枝は自らの重さで下に垂れてきます。徒長した枝や折り返し地点より上へ伸びている枝は切り落としてください。枝の折り返しが完成したら、春先に出る新芽を全部摘むと、茎が充実し、花芽がつきやすくなります。数年おきに植え替えをするのが理想ですが、植え替えが困難な場合は、鉢土の表面を少しほぐして新しい用土を上から追加するとよいでしょう。

ドラゴンフルーツ 支柱はオベリスクやトレリスを利用
約1mでカットして分岐させる
7~10号鉢以上
オベリスクを利用
アップルウェアー 楽々菜園
楽々菜園 丸型380 支柱用フレーム付
ドラゴン栽培によさそうな支柱フレーム付きプランター

成木になってくると茎が重くなるので、アサガオなどのあんどん用の支柱よりは、しっかりしたオベリスクやトレリスがおすすめです。

仕立て方 その2 高い位置に鉢を置く方法

基本的な育て方はその1と同じでこの方法の場合はいきなり折り返し地点からスタートです。背の高い鉢スタンドなどを利用して高い位置に鉢を置きます。上に伸ばさずに、そのまま下に垂らしていきます。

ドラゴンフルーツ 鉢スタンドで仕立てる
背の高いアイアンスタンドを利用

人工授粉

夜に開花したら人工授粉をします。ホワイトドラゴンは、一つの株で結実する自家親和性です。レッドドラゴンなどの品種は、他の品種と交配しないと結実しない自家不親和性の場合があるので注意します。

ドラゴンフルーツの雄しべと雌しべ
花の中

ドラゴンフルーツの受粉
夜の9~10時くらいに、毛先の柔らかい筆などで雄しべの花粉をとり、雌しべの先全体につけます。雌しべは傷つけないように慎重にします。雄しべを数本ハサミで切り取り雌しべの柱頭に乗せてやっても受粉できます。自家親和性の品種でも、できるだけ別株の花粉を使うほうが品質の良い実になります。花は一晩しか咲かないのでチャンスを逃さないようにしましょう。

受粉後、一週間も経つと根元が膨らんできます。受粉に失敗した場合は、根元の部分が黄色くなり落ちます。

ドラゴンフルーツ受粉失敗
受粉失敗
黄色くなるとダメ
ドラゴンフルーツの結実
受粉成功 1週間目
成功すると膨らんでくる
ドラゴンフルーツの完熟
受粉後1ヶ月の様子
成熟してくると赤くなってくる

収穫

甘い実を収穫するには十分に完熟するまで待ちます。結実中に寒暖の差が大きいと甘くなるそうです。完熟までの日数は気温によって変わりますが、開花後、収穫までは以下のとおりです。イエローピタヤ以外は収穫が遅れると裂果するので注意しましょう。

ドラゴンフルーツの色の変化
緑色から色が変わりだすと約一週間で赤色になる

ホワイト、レッド、ピンク
開花後、収穫までおよそ40~50日。目安は表皮が赤くなって約10日前後。果実の先端部分にしわがよってきて、表面に亀裂が入り張り裂ける一歩手前くらいで収穫するとよい。
イエローピタヤ
開花後、収穫までおよそ100~150日。表皮が黄色くなると糖度は十分にのっている。遅く収穫すると果肉は太り酸味が少なくなる。

ドラゴンフルーツの完熟サイン
実の先にシワがある程、完熟に近い

裂果したドラゴンフルーツ
収穫が遅れて裂果してしまったレッドドラゴン

イエローピタヤの果実には棘
イエローピタヤの果実には棘があるので収穫するときは注意

食べ方

サボテン科のドラゴンフルーツは、エコ食材。余すところなく果肉だけじゃなくつぼみや新芽、皮まで食べられます。
ドラゴンフルーツのおいしい食べ方

果実

収穫したら、実を4等分や8等分に切って、そのまま食べましょう。半分に切ってスプーンですくって食べるのもよいでしょう。味が薄かった場合はサラダと一緒にドレッシングでアレンジしてサラダフルーツとしてもおいしくいただけます。
ドラゴンフルーツの食べ方

蕾や果実の皮

間引いた蕾や果実の皮は天ぷらにしていただけます。食べやすい大きさに切って、普通に天ぷらとして揚げます。沖縄では蕾も野菜としてスーパーに売られています。
ドラゴンフルーツの天ぷら
皮の天ぷらはピーマンのような食感

新芽

10センチ程度のやわらかい新芽は食べることも出来るようです。 そのままでは青臭いので少し手を加えます。 トゲを削いで薄く輪切りにしてゴマ和え後、ドレッシングなどを混ぜます。混ぜれば混ぜるほど粘りが出てオクラのようになります。食感はアスパラガスに似ていて、粘りにコラーゲンが含まれているので健康食品として利用価値がありそうです。

増やし方

剪定のとき切った茎はさし木をすれば、簡単に増やせます。茎を10~20cm程度の長さで切り取り、切り口を2~3日乾かします。鹿沼土や赤玉土に、茎の1/4~1/3が埋まるように植えます。上下を間違えないようにしましょう。水をやって新芽がでるまでは明るい日陰で管理してください。

ドラゴンフルーツの挿し木
ドラゴンフルーツの挿し木

接木

既にドラゴンフルーツの親株やサンカクサボテンなど台木になるサボテンを持っている場合、種から発芽したばかりの苗(穂木)や成長の遅い品種をその台木に接木すると、成長を急速に促進させることができます。イエローピタヤなど成長が遅いものを穂木にして台木を成長の早いホワイトドラゴンにする場合が多いようです。

接ぎ木その① 実生接ぎ

サボテンは細胞が同じ若さの所で接ぐと成功しやすいので、台木の新芽のやわらかい茎の部分に接ぎます。かみそりやナイフで台木からでている新芽を適当なところでカット。穂木は双葉のすぐ下をカット。台木の切断面の中心部分にある芯(維管束)に穂木を乗せるだけです。(維管束の真ん中より境目くらいに乗せるとよい。)互いの切断面がきれいに密着しているのを確認したら、1週間くらいは室内で管理します。成功すれば、1ヶ月程度で急激な成長が始まります。
乗せるだけでは不安定な場合は、実生穂木を台木に挿し込むとよいでしょう。穂木は双葉の下1センチくらい残してカット。台木の切断部分の維管束に千枚通しや爪楊枝などで穂木の双葉から下の部分を挿し込んでちょうど密着するくらいの穴を開けます。穂木をその穴に挿し込みます。挿し込んで、1ヵ月後、とんでもない太さになって成長開始。接木の時期は梅雨時にすると成功率が高いそうです。

ドラゴンフルーツの穂木
穂木
実生接ぎ
実生接ぎ

接ぎ木その②

実生接ぎの反対の方法です。台木の新芽部分の芯を残す感じでカッターなどで尖らせて穂木の芯の部分に刺し込みます。成功すれば約2週間で穂木から新芽がでてきます。

ドラゴンフルーツの接ぎ木

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