果樹の鉢植え

趣味の果樹栽培に最適。庭がなくても大丈夫、コンパクトに育てられて利点もたくさんあります。

移動が容易で管理しやすい

庭に植える場所がない、マンション暮らしといった場合はどうしても鉢植え栽培になります。一度植えつけると移動できない地植えと違い、環境の変化に伴い容易に移動できる利点があります。特に、トロピカルフルーツ類は、戸外で冬を越すのは困難です。冬場は室内に置き観葉植物として、生育期は戸外で果樹本来の役目を果たしてもらうのです。台風が来た際も室内に取り込めば被害はありません。また、鉢を回して葉や果実に効率よく日を当てることもできます。

水、肥料の調整が可能

果実は収穫期に長雨にあたってしまうと、水っぽくなり甘さが落ちます。収穫前に長雨が予想される場合は、雨が当たらない場所に移動してやれば、引き締まった甘みの強い果実が収穫できます。肥料も地植えと違い鉢土の量がわかっているので必要な量を効率よく与えることができます。

コンパクトな株で実がなる

鉢植えは根が伸びる範囲、根域（こんいき）が制限されているため、その根域に見合ったコンパクトな株になります。通常、地植えでは何年もかけて大木にならないと結実しない種類の果樹でも鉢植えにすることにより、コンパクトな成木になり結果、実がなるまでの期間が短くなることもあります。

デラウェアの鉢植え